佐々木インターナショナルアカデミー提言と主張

英語学習

SIAの英語教育への提言と主張

初心者のために語学教育の提言を纏めました。正しい英語学習法を理解し、実践し、身に付けて戴くためのヒント集です。英語学習法を逆説的に簡単に纏めたものです。私達のこれ迄の実践活動と蓄積されたノウハウを利用下さい。英語学習にネィティブ講師は必要ですが十分条件ではありません。真実は「単純素朴」な事が多いのです。それだけに時には「信じ難い」ものです。逆に最もらしい話は「百害あって一利無し」、惑わされなで下さい。

（SIA教務部編集：無断転載を禁ず）
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SIAの英語教育への提言と主張
英語学習：常識と誤解 SIAの見解と教育方針
日本の英語教育は文法、読み中心でだめ。 TOEFLの例年の国別平均点を分析してみると世界各国に比べ日本人の弱いのは読解と文法です。文法的な言葉は知っているかも知れませんが、本当の英語の構造（文法）は解っていないのが実状です。
日本人は読み書きは出来るが聞く、話すが出来ない。 本当に英語の読める人は余りいません。英語を読んでいるのではなく、英語パズルを解いているに過ぎません。英語を意識することなく本を読める時、英語が読めるといえるのです。英語の本をこれ迄に何冊読みましたか？
英会話をすれば英語が上手になる。 皆さん日本語会話を習いましたか？皆さんの日本語力は会話から生まれましたか？皆さんの膨大な日本語の世界は、日本の学校教育、読書（新聞、教科書、各種の小説、専門書、単行本）で培われたはずです。
英語は耳から覚えなければダメ。日本の外国語教育の問題は実践的な会話を無視してきた事にある。 耳を無視しては、言語は成立しません。SIAでは徹底的に英語の発音、耳の訓練を施しています。しかし、同時に重要なことは英語を処理する速度を高める事です。通常の会話だけでは発音もなかなか上達しませんし、又耳も上達しません。ただ英語の音が耳をすり抜けて行くだけです。ただし発音、耳を訓練し、英語の処理速度を早くすして行くのがSIAの方法です。SIAで3ヶ月学べば発音が格段に改善されます。
中、高で6年間も英語を学習して、英語が話せないのは学校教育が悪い。日本の学校の英語教育は問題である。 一辺の真実は含まれています。しかし日本の英語に対する学校教育の時間、予算、人材を考慮すると比較的良くやって来た方かも知れません。そもそも現在の日本社会で12年間の教育を受けた高校卒業時の学力で実社会で通用する課目は有りません。無理な要求をし、出来ないと責めるのは無責任かつ有害です。SIAでは必要、有効な英語教育方法を分析し、体系化し、英語教育を実践し、実績を上げています。
日本人の国民性が英語下手の原因である。 国民性で英語が出来ないのなら、国民性の故に日本語も出来ないはずです。こういった誤った分析は「百害あって一利無し」です。「出来ない理由」を国民性に求めるのは知的怠慢、言い訳に過ぎません。母国語とは、その国に生まれた平均的な人であれば、誰もが身に付ける事の出来る言葉です。この域に外国人として近づく事が一つの英語学習の目標であり、それはSIAの正しい手法で学習すれば可能です。
赤ん坊はどの様に母国語を身に付けているか 各種の音に対する擬音語が各言語によって何故か違います。何らかの理由で母国語の音が先に子供に浸透し、その音を使って擬音語が作られるからです。母国語が浸透する理由は、概念（意味）が先に有り、それに音が付随するからです。聞いて意味が解るのではなく、意味（概念）に言葉（音）が対応するのです。基本的な概念の理解がなければ、聞くだけでは語学習得は不可能です。
皆さんの実際の日本語能力はどの様に養成されて来ましたか その国の新聞を読める語学力が一つの目標です。日本の新聞を読む日本語力は、小学校教育、特に社会科、理科の教育無しには不可能です。算数、国語、体育、音楽、図工、家庭科の学習を通じて得た知識や概念が日本人の語彙力を作り、日本語能力を育てたのです。これは英語圏の人も同じです。ここに外国語学習のヒントがあります。
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